皆さんはじめまして!
「くすりの樹ブログ」開設者の薬剤師Kといいます!
今回はこのブログを開設した目的についてと自分のプロフィールについて説明します!
自己紹介
急性期の病院で6年間を病院薬剤師として勤務し、その後調剤薬局へ
調剤薬局の保険薬剤師としては現在2年が経過したあたりになります
薬剤師としての経験年数は約8年間ということになります
認定資格などは今はもっていませんが、日々勉強を続けるようにしています
病院勤務時代は主に糖尿病チームで活動していました!
その他担当した病棟としては「内科」「整形外科」「腫瘍内科」「消化器内科」などがあります
主に内科系統が多かったです
もともと自分の勉強方法は「誰かに教えて学ぶスタイル」でした
病棟での勉強会や薬局内の勉強会などで、自分が勉強会を行う立場になったほうが学びが多いし本当にわかってないことが判明すると思ったからです
つまり「アウトプット」を非常に大事にしていたんですが、調剤薬局へ転職後はその機会が全くなくなってしまいました
この問題をどうにかしないといけないと感じ始めたのがこの「くすりの樹ブログ」を作ったきっかけになります!
くすりの樹ブログの開設目的
ブログを始めたきっかけとしては「自分のアウトプットを増やす」手段としてでした
しかし、せっかくこんな情報を発信する場所を作ったのであれば誰かの役に立つようなブログにしたいと感じました
認定薬剤師でもなく、なにかの権威性があるわけでもない自分ですが、今までおよそ8年間で学んだことをまとめることでこれからの「新人薬剤師」や「若手の薬剤師」にとっては役に立つかもしれないと思い、このブログでは主に新人や若手の薬剤師向けに情報をまとめています!
今度薬学部を卒業して新しく薬剤師となる人にとっては勉強が大変になります
理由は2点あって
- 新薬が毎年でる
- 製造中止になる薬はそこまでない
ということです。
薬の開発ってすごいと思うんですが、毎年なにかしら新薬が出てきています
しかし新薬がでるということはそれだけ勉強しないといけない量も増えるということです
新薬が出る量に比べ、なくなっていく薬の量は少ないので情報の絶対量というのが年々増えていってる印象です
つまり、『時代が進むにつれて新人が最初に学ばなければいけない量が増え続ける』のです
スタート地点で学ぶべき薬の知識量というのが10年前の新人と今の新人ではかなり差が出てくると思います
そこでこのブログではなるべくこの差を埋めようと思いました
現場で働いて感じる「ベテランと若手の違いはなにか?」と考えたときに、「新薬として薬が出たときのバックグラウンドを知っているかどうか?」が1つあるのではないかと感じました
新薬が出る時っていうのは勉強会が開かれると思います
主に新薬が承認された時と日数制限が解除されるタイミングで勉強会があることが多いと思いますが、その時に現場の薬剤師は従来の薬と何が違うのかを知ることができます
例えば
- 新しい作用機序
- 相互作用が少ない
- 治療の選択肢が増えた
- 腎機能、肝機能障害者にも使える
など開発の経緯などの情報を聞くので意外と頭の中に入ってきます
しかしこれから働き出す新人の薬剤師にとっては、すでに発売されている薬のこんな情報を聞く機会というのはあまりなく、その分理解しづらいのではないかと考えました
この問題を解決する方法を模索していたんですが、個人的に行き着いた結論が
「各分野の薬を時系列でならべてみる」
という方法です
新薬は従来の薬と比較して何かしらのメリットが発生していないと意味がないですよね?
時期が被った分に関しては競争になると思いますが、基本的には今までの薬の欠点を克服したり、新しい選択肢を増やしたりだったりすると思います
時系列で薬をならべていくことで、こういった情報が頭に入りやすくなるんじゃないかと考えました
ですのでこの「くすりの樹ブログ」では
『薬を時系列にならべて特徴をまとめることで新人薬剤師にとって役に立つ情報になってくれれば』
と思い情報を発信しています!
自分が患者さんに情報提供することで患者さんの役に立つよりも、薬剤師の皆さんと情報を共有し情報提供ができる薬剤師を育てることが、より多くの患者さんの役に立つと信じてます!!
ぜひ皆さんの薬の勉強のきっかけくらいにしていただければうれしいです!!